あなたは心穏やかに過ごしていますか?
ゴールデンウイークは家族連れで、笑顔が飛び交い、ゆったりとした幸せな雰囲気が感じられる時期です!
一方、世界的な社会情勢の傾向か影響しているようで、切れやすい人が多くなっている感じがします。
あなたは切れやすいですか? 切れない自信がありますか?
切れないようにアンガーマネジメントをしますか?
道を歩いていて、ちょっと身体がぶつかると「チッ」と吐き捨てるように言われ、嫌な顔をする人たちがけっこういます。
または、周りを気にせず、まともにぶつかってくる人もいます。
街でパトカーが何台も出動し、警察官がたくさんいらしたので「どうしたんですか」と尋ねてみると、喧嘩があったと言います。
世界的に起こっている現象「キレる」
キレる若者というのが日本メディアで大々的に取り上げられた事があります。
しかし、最近では世界中でところ構わずキレる現象が起こっているようです。
時代の背景を表していると考えます。
些細な怒りが吹き溜まる
国外の調査結果、2015~2016年のアメリカの各種調査の結果ではこうなった
・APの調査では78%のアメリカ人が政府に対して怒りを抱いている。
・CNNの調査では69%のアメリカ人が現在のアメリカの状況について怒っている。
・NBCの調査では49%の人が現状に対して1年前より強い怒りを覚えている。
また、イギリス・アンガー・マネジメント協会によれば、「イギリス人の80%が『怒りやすくなった』と考えている」という。
出典
CNN.co.jp
「人は貧しさや不平等を感じると行動に出る傾向が強まる」
「社会的に高い地位にある人が自分の地位を意識すると、反社交的で高慢な態度になり、思いやりが薄れる傾向がある」
世界では米国のドナルド・トランプ大統領やフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領のような「キレキャラ」リーダーが増えていることも事実です。
国のトップが民衆の「怒り」を刺激し、扇動することに違和感のない時代
ネガティブな状態が怒りを生む
人の「怒り」の表出に影響を及ぼすのは、「個人的性質」と「怒りを覚える前の精神状態」という2つの要因
ナルシストや競争心の強い人、耐性のない人は怒りを覚えやすい。
男女どちらかがより怒りやすい、というようなことはなく、個人の「性分」が大きく影響します。
「怒り」は「二次感情」といわれる
心に巣食う別のネガティブ感情、たとえば、「心配」「不安」「いらだち」「寂しさ」「恐怖」「恥ずかしさ」「疲れ」「痛さ」といった「一次感情」が土台にあり、それがなにかのきっかけに「怒り」として爆発して出てくる。
「怒り」の下には巨大なネガティブ感情
つまり、氷山の海面上に出てくる感情が「怒り」であり、その巨大な氷山の海面下には何らかのネガティブ感情が眠っている。
怒りは必要である
そもそも、怒りとは、人類の生存に欠かせない
食べ物がなければ、飢餓感とともに、怒りの感情を覚え、食べ物を欲する意欲に変えた。また、集団で生きることでしか生存が保証されなかった時代に、本意ではないことを怒りという形でほかのメンバーに伝えることで、集団生活を維持する役割を果たしてきた。
差別や貧困などに対する「怒り」が多くの革命を生んできた。
豊かさが生んだ怒りの矛先?
極限の飢餓や生命の危機といった状況を脱し、衣食が足りて逆に、求める期待値が上がっていることがあるだろう。何か人と比べて、ちょっとでも足りないとそこにストレスを感じてしまう。
現代の生活が「怒り」の一次感情を招くストレス要因に満ち満ちていることも関係している。
格差の拡大、地球環境の悪化、残業、リストラ、交通渋滞、将来への不安などなど。
そこに輪をかけるのが「怒りの集積装置」であるインターネットだ。
(参考記事:熊本地震に「不謹慎叩き」が蔓延する真の理由)。
田んぼで野良仕事をしていたら、見聞きすることもなかっただろう、不愉快な出来事が次から次へと耳に、目に入ってくる
出典
東洋経済オンライン
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