あなたの可動域はどのぐらいですか?

日本のリーダーを育成する“世界と日本の架け橋”の大貫恵美子です!

心身共にあなたはストレッチングを定期的にしていますか?

人の体は、放っておけばだんだん硬くなります。

もっとも柔らかいのは赤ちゃんの時で、可動域がもっとも広いわけです。

それから年齢とともに硬くなり、老年期に入るとだんだん動かなくなっていきます。

また「硬さ」は俊敏性や反射力にも影響します。

例えば急にボールが飛んできたとき、若いうちならサッと避けられるかもしれませんが、高齢になると硬くなってとっさの身動きがとれなかったりします。

これは身体の話ですが、実は意識とも連動しています。

身体の柔らかい赤ちゃんは、世の中のすべてに対して関心を持ちます。

あるいは小学校2~3年生のころを思い出してみて下さい。

やはり身体はきわめて柔軟で、何に対しても好奇心旺盛だったのはないでしょうか?

脳や体のストレッチについて、イチロー選手の引退会見の言葉を引用すると、

『人よりがんばることなんてとても出来ないんですよね。

あくまで測りは自分の中にある。

それで自分なりにその測りを使いながら、自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。

そうすると、いつの間にかこんな自分になっているんだという状態になって。

だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を越えていけないと思うんですよね。

一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので。

地道に進むしかない。

進むというか、進むだけではないですね。

後退もしながら、あるときは後退しかない時期もあると思うので。

でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく』

努力に王道はない。

それは、イチロー選手のいうように、毎日の少しずつの積み重ねによって、「いつのまにかこんな自分になっている」という状態になること。

歳を重ねるごとに、多くの人の可動域は狭くなります。

思考の柔軟性がなくなり、硬くなって、新しいことや違った意見を受け入れられなくなります。

そのためには日々、考え方や意識の可動域を広げるトレーニングを繰り返すしかありません。

新しいことやめずらしいこと、変わったことに触れる。

楽しいことや面白いこと、興味深いことを体験する。

年配者だけでなく若い人たちや、男女に関わりなくコミュニケーションをとる。

そして、バカバカしいこと、くだらないことをやってみて、楽しむ。

年齢を重ねれば重ねるほど、凝り固まってはいけないですね。

いくつになっても、可動域を広げる努力を重ねたいものです。

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“世界との架け橋”の大貫恵美子です。 
自己実現や目標達成を図る能力開発(コーチング)を、コミュニケーション・エキスパート・トレーニング、カラーバースデー学などを通し行っています。 
オフショア海外投資、グローバル・リビング(長期海外滞在)の提唱、通訳、英語コーチ、ヨガの指導を行っています。