“世界と日本の架け橋”の大貫恵美子です!
タトゥーが入った、リベラルな若きイケメン、カナダのトルドー首相!
カナダ史上初の男女同数内閣!! 隣国アメリカがトランプ大統領を当選させた裏
日本では、スポーツクラブやお風呂屋さんなどタトゥーが入っていると利用することが出来ない施設がたくさんあることをご存知ですか?
私のアメリカ人の、若い女性でヨガを一緒に指導していた友人も入っていたので、それらの施設を利用することが出来ませんでした。
このように世界の常識と日本の常識とは大きく異なっています。
ヨーロッパを代表する都市であるロンドンのカーン市長は、去年当選した際に、ヨーロッパで初のイスラム教徒の首長であることが話題となりました。
イスラム教徒が迫害されていると言われていたのにも関わらず、イギリス人は偏見を持たずになんとロンドン市長に選出した、その懐の広さと深さに感銘しました。
そして、階級社会であるイギリスにおいて、ロンドン市長に非富裕層が選ばれるのも初めてのことだといいます。
二重で起こりえないことが起こったのです。
古典的なお爺さん権力者ばかりの日本とは大違い!
残念ながら上記のようなことは全く起こることはないですね。
欧米の政治指導者の「多様性化」に本当にびっくりします!
平成時代も終わろうとしているのにいまだにしがらみにとらわれ続け、政界が混迷を極めている日本。
しかし欧米に目を向ければ、ここ最近は21世紀らしい新しいタイプの政治指導者たちが台頭しています。
以下の例をご覧ください。
アイルランドの新首相はゲイで移民の子でわずか38歳!
世界で4人目の同性愛の国家指導者に
アイルランドのバラッカー新首相は、インド系移民の子で、同性愛を公言しており、まだ30代という、21世紀らしい国家指導者だ。
BBCによると、バラッカー氏の父親はインドのムンバイ出身。職業は医師で、看護師だったバラッカー氏の母親とイギリスで出会った。その後母親の故郷アイルランドに移住し、1979年にバラッカー氏が生まれた。
出典
ゲイで、移民の子供で、わずか38歳の首相。アイルランドで誕生へ
バラッカー氏は38歳。アイルランドで史上最年少の首相になる。
5月にフランス大統領に選ばれたエマニュエル・マクロン氏より1歳若い。
アイルランドでは、同性愛は1993年まで違法だった。それから22年で同性婚が合法化され、24年で同性愛の指導者が誕生することになる。
イギリスのロンドン市長はヨーロッパで初めてのムスリム首長!
労働階層出身長としても史上初
イギリスのロンドンで市長選挙があり、労働党のサディク・カーン氏が初当選した。
カーン氏はなんとイスラム教徒で、テロや難民危機をきっかけにヨーロッパで高まっている反イスラム感情をはねのけての当選です!!
欧米の主要都市でイスラム教徒が首長になったのは初めての快挙です。
出典
イスラム教徒がロンドン市長
カーン氏はパキスタン移民の両親を持つが、本人はロンドン生まれだ。父親は元バス運転手で、8人兄弟の五男として低所得者向け公営住宅で育った。大学では法律を学び、大学講師や弁護士として活動した後、2005年に下院議員に当選した。
ヒラリー敗北の裏で、同日実施選挙で当選した多様性女性政治家たち
LGBT、難民、障がい者など
去年の米大統領選と同時に実施された選挙で当選した国会議員・地方議員・首長には、さまざまな属性の女性政治家が存在している
「ヒラリー・クリントン氏は失敗したが、11月8日は米国の女性政治家には歴史的な日だった」
出典
クリントン氏は失敗したが…ガラスの天井を破った女性議員たち : 東亜日報
ソマリア難民出身でミネソタ州議会に進出したイルハン・オマル氏(34=民主農夫労働党)も、トランプ氏が好まないイスラム教徒難民出身だ。オマル氏は9歳だった1991年、ケニア難民キャンプで4年間過ごし、1995年に米国に渡り、20年余りで政界進出の夢を叶えた。
米陸軍のヘリコプター操縦士としてイラク戦に参戦して両足を失ったタミー・ダックワース氏(48=イリノイ・民主)は、タイ系女性初の連邦上院議員となった。2013年、イリノイ州で連邦下院議員に当選し、初の女性障害者議員の記録も持っている。
バイセクシュアルであることをカミングアウトした米初の州知事であるケイト・ブラウン氏(56=オレゴン・民主)は再選に成功した。
カナダのイケメン首相は内閣の顔ぶれさえも画期的だった。
組閣理由は「だって2015年でしょ?」
隣国アメリカ合衆国がトランプ大統領を当選させた裏で、リベラルな若きイケメン首相として話題となったカナダのトルドー首相。
その最初の内閣の顔ぶれは、男女比が半々で、様々な属性の人が多く、平均年齢が若いことで知られた。
新内閣発足時。発表された内閣の構造は男性15人女性15人、カナダ史上初の男女同数内閣。
「なぜ男女同数なのですか?」という記者からの質問に「……だって、2015年でしょ?」と返した答えが、「Because it’s 2015」というワードで世界中の話題になりました!!
移民省の大臣はソマリア出身の難民で、ほかにもアフガニスタンの難民や移民の大臣もいます。
内閣の5割は女性です。また、LGBTI、北米の先住民族、障害のある大臣もいます。
出典
戦略的に移民を受け入れる「カナダの流儀」 | グローバル接待の作法 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
また、タトゥーが入った世界初の国のリーダーとしても注目されています!
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